個人情報で惑わす悪質なフィッシング詐欺が登場
米国のセキュリティベンダーであるCyotaは、個人情報を利用する悪質なフィッシング詐欺を確認したとして、警告を発している。
この新手のフィッシング詐欺では、従来の無差別にスパムメールを送付する方法ではなく、盗み出した個人情報を利用し、銀行からの個人宛のメールを装い、さらに特定の金融機関名や、個人情報をメール内に記載することで、ユーザーを心理的に油断させ、金融機関への登録情報など、より再販価値が高い個人情報を盗みだすという。
同社では、銀行からのメールに関しても直接クリックするのではなく、直接ウェブサイトへアクセスするよう警告を発している。
(Security NEXT - 2005/05/17 )
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