Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報で惑わす悪質なフィッシング詐欺が登場

米国のセキュリティベンダーであるCyotaは、個人情報を利用する悪質なフィッシング詐欺を確認したとして、警告を発している。

この新手のフィッシング詐欺では、従来の無差別にスパムメールを送付する方法ではなく、盗み出した個人情報を利用し、銀行からの個人宛のメールを装い、さらに特定の金融機関名や、個人情報をメール内に記載することで、ユーザーを心理的に油断させ、金融機関への登録情報など、より再販価値が高い個人情報を盗みだすという。

同社では、銀行からのメールに関しても直接クリックするのではなく、直接ウェブサイトへアクセスするよう警告を発している。

(Security NEXT - 2005/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開