Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大東銀行、4552件の顧客情報が保存されたフラッシュメモリを紛失

大東銀行は、いわき東支店において、4552件の顧客情報が保存されたフラッシュメモリカード1枚を紛失したと発表した。

同行によれば、紛失が明らかになったのは5月2日の朝で、それ以降捜索を続けているものの、現時点では発見されていないという。データは暗号化されており、メモリカードが外部へ流出した場合でも、個人情報漏洩の可能性は低いとしている。

紛失したメモリーカードに保存されていたのは、個人4488件、法人64件、合わせて4552件の顧客情報で、氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、預金残高などが含まれる。

同行では、関する専用窓口を5月13日まで設けて、顧客からの問い合わせに応じる。

(Security NEXT - 2005/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道メーター交換で利用した帳票が所在不明 - 桐生市
メール誤送信でセミナー参加者のメアド流出 - 沖縄振興開発金融公庫
八十二銀と長野銀の出向者が顧客情報を外部送信 - 契約内容を誤解
「セキュリティ対応組織の教科書 3.2版」が公開 - 実例など収録、評価シートも刷新
自動車部品メーカーのヨロズでランサム被害 - 被害状況など調査
ニデック子会社のサイバー攻撃被害 - データ約5万件が公開
Apache Solrに認証バイパスの脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
DigiCert、「マネージドDNS」を展開するVercaraを買収
Veeam製バックアップ製品の脆弱性を標的に - 複数ランサムウェアが悪用
米当局、「SolarWinds WHD」や「Windows」など脆弱性3件の悪用に注意喚起