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富士ゼロックス、ICカード認証でプリンタからの情報漏洩を防止する新製品

富士ゼロックスプリンティングシステムズは、ICカード認証により、プリント時の情報漏洩対策を実現するソフトウェア「iPrinting.Secu@ 認証印刷システム for DocuPrint 」を、2005年4月8日より発売する。

同ソフトは、レーザープリンター「DocuPrintシリーズ」と組み合わせ、プリント実行時にICカードによるユーザー認証を行うことで、印刷物の取り忘れや第三者の持ち出し、閲覧などによる情報の漏洩を防ぐもの。

パソコンからのプリント指示時と、プリンターのプリント実行時に二重でユーザー認証を行う「デュアル認証機能」、またはパソコンからのプリント指示時にのみ認証を行う「シングル認証機能」を設定可能。また、印刷伝送路の暗号化通信機能により、ネットワーク上での盗み見による情報漏洩を防ぐ。

ソリトンシステムズのセキュリティシステム「SmartOn NEO」との連携版と単独版が用意されており、価格はともに、サーバソフトが15万円(税別)。クライアントソフトが1ライセンス5000円(税別)からとなっている。

(Security NEXT - 2005/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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