Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アフラック、契約者情報1万3000件を紛失

アメリカンファミリー生命保険会社は、兵庫県内において団体契約者の一部契約者情報が記録された磁気テープを紛失したと発表した。

紛失した磁気テープは、団体契約顧客が保険料を請求するために提供しているカートリッジ型磁気テープ4本。兵庫県内の団体に所属する1万3777名の契約者情報が記録されていた。氏名、生年月日、証券番号、契約日、保険料といった個人情報のほか、被保険者の個人情報3573名も含まれていた。

団体へ貸し出した後、当社システム部門に返却されたが、同部門内で所在不明となったという。同部門では、監視カメラなどによりチェックしており、現時点では部門外に持ち出された事実は確認されておらず、同社では、他の不要な磁気媒体とともに廃棄してしまった可能性が高いとしている。

同社では、該当する顧客に対して事情を説明、謝罪状を送付した。

(Security NEXT - 2005/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
監視カメラやNASを狙う「Mirai」感染活動を引き続き観測 - JPCERT/CC
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区