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NTT西日本および東日本、交換機の不具合による誤着信が発生

NTT西日本およびNTT東日本は、交換機の不具合により、一部音声通話に誤着信が発生したと発表、お詫びを掲載した。

今回の障害は、交換機の不具合により、ある特定の状況下において、ISDNサービスからダイヤルされた電話番号が、本来の着信先とは異なる電話番号に接続されてしまうというもの。

同様の事象は、2003年11月から2004年7月の間に、大阪エリアで13件確認されている。しかし両社では、それ以前に、またほかの地域においても発生していた可能性があるとしており、発生件数の把握はできていないという。

両社によれば、対策用プログラムを全交換機に投入してから、同様の不具合は確認されていないという。また、利用者からの問い合わせ窓口を設けて説明とお詫びをするとともに、今回の障害が原因で通話料金が発生している場合には、料金返還について個別に対応するとしている。

(Security NEXT - 2004/09/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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