不正アクセス受けたイベント制作会社、簡易的なサイトを再開
舞台やイベントの制作を手がけるネルケプランニングは、不正アクセスを受けてウェブサイトを停止している問題で、別のサーバで一部情報の公開を再開した。
同社では、ウェブサーバへの不正アクセスにより、会員向けウェブサービス「ネルケハ」の会員情報が流出したことを受け、1月1日20時よりサーバを停止し、原因や被害状況について調査を進めている。
今回同社が再開したのは、同社関連の舞台公演に関する情報を提供する簡易的なサイト。サーバは以前と異なる環境で運用しており、個人情報は保有していないという。
原因については引き続き調査中としており、結果が判明次第、同サイトで報告する予定。また今回の不正アクセス関係し、さらなる不法行為をほのめかす内容を確認したとして、警察に被害届を提出したという。
(Security NEXT - 2017/01/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
「WordPress」における不用意な露出に注意 - 攻撃の糸口となることも
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
アクセス制御機能の研究開発情報を募集開始 - 政府
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減