ウェブデザイナー向けCMSにXSSの脆弱性
ウェブデザイナーやコーダー向けに提供されているオープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)「DERAEMON-CMS」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同0.8.9」および以前のバージョンに脆弱性「CVE-2016-7813」が存在することが判明したもの。脆弱性が悪用されると、アクセスしたユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがあるという。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの小河哲之氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。開発者より脆弱性を修正した「同0.9.0」が公開されている。
(Security NEXT - 2016/11/16 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因