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PCショップに海賊版を販売、指名手配の男性が逮捕

兵庫県警らは、PCショップに「Microsoft Office Professional 2007 Plus ボリュームライセンス版 」の海賊版を販売した東京都中央区の自称会社役員男性を11月1日に逮捕。翌日送検した。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば、男性は、中国で製造された海賊版を第三者を介して入手。兵庫県淡路市のPCショップ従業員にCD10枚を販売したほか、ほかのショップに対しても販売する目的で海賊版を所持した容疑が持たれている。

パソコンショップから警察へ通報があり、海賊版販売が発覚したもので、日本マイクロソフトが告訴。指名手配されていた。

またACCSによれば、宮城県警らは「Adobe Creative Suite 5 Master Collection 日本語版(30日間体験版)」を複製したDVD-R2枚を、ネットオークションを介して販売した北海道帯広市の会社員男性を逮捕。翌日送検している。

男性は、不正なインストール方法が記載された「インストールマニュアル」とセットにして、海賊版を販売しており、宮城県警の捜査員がサイバーパトロールで発見。アドビ システムズが告訴した。

(Security NEXT - 2011/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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