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電話帳の一元管理と上長承認機能備えたファックスの誤送信対策ソリューション

NTTソフトウェアは、上長承認機能を搭載した「FAX誤送信防止ソリューション」を開発した。

今回開発したのは、情報漏洩などの原因となるファックスの誤送信を防止できるソリューション。同社のオフィスソリューション「ProgOffice」、情報漏洩対策ソリューション「CipherCraft/Mail」と、富士ゼロックスのカラー複合機「ApeosPort」シリーズの連携により実現している。

同製品では、従来組織内の複合機に分散する電話帳を、ネットワーク上に集約して一元管理することが可能で、データの更新漏れなどによる誤番号へのファックスを防ぐことができる。

またファックス送信時に送信者による確認や上長承認機能を搭しており、人為的な送信ミスを低減。FAXサーバとしてPCからデータを送信する場合に限らず、複合機から紙によるファックスを送信する際にも同機能が利用できる。

今後同社では、オフィス向けソリューション製品として、来春をめどに製品化する予定で、メール誤送信対策製品などとあわせて拡販を目指すとしている。

(Security NEXT - 2010/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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