メールサーバが踏み台に、約25万件の迷惑メール - パーソルP&T
パーソルプロセス&テクノロジーは、同社が運用するメールサーバが迷惑メールの踏み台として悪用されたことを明らかにした。同社を装ったメールに注意を呼びかけている。
同社によれば、同社業務管理サービス「MITERAS」で利用するメールサーバが、2019年12月2日より第三者のメール送信を中継する状態となっており、2020年6月2日から7月20日にかけて、「miteras.jp」を送信元ドメインとする約25万件の迷惑メールが不特定多数へ送信されたという。
7月18日22時ごろ、メールサーバがダウン。調査を行ったところ問題が判明した。送信された迷惑メールの具体的な件名や本文の内容はわかっていないという。
同社では、外部からの通信を遮断し、不正中継できないようメールサーバの設定について見直しを実施。「MITERAS」において保有する情報の流出は確認されていないとしている。
送信元のドメインが「miteras.jp」となっている不審なメールを受信した場合は、添付ファイルやメール本文中のURLを開かず、削除するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/07/30 )
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