Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オムロン製安全回路プログラミングツールに脆弱性 - アップデートがリリース

制御機器の安全回路プログラミングツールであるオムロン製ソフトウェア「Network Configurator for DeviceNet Safety」に脆弱性が明らかとなった。

同製品において検索パスの設定に問題があり、意図しないライブラリファイルを読み込み、任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2019-10971」が判明したもの。

同脆弱性の共通脆弱性評価システムであるCVSSv3によるスコアは「7.3」とレーティングされている。

脆弱性を修正した「同3.42」が提供されており、セキュリティ機関ではアップデートや緩和策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性