Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ラック、顔認識でショルダーハッキングを防止するソフト

いわゆるショルダーハッキングによる情報流出についてデータはないが、記者会見で説明を行ったラックのSIS事業統括部シニアコンサルタントの槻山幸司氏は、「背後より覗かれているかもしれないとの声も現場より多く寄せられている」と説明。不安の軽減する効果も期待できると効果を強調した。

20191004_la_002.jpg
記者会見へ登壇したラックの槻山氏とセキュアの谷口氏

またセキュアの代表取締役社長である谷口辰成氏は、自宅でテレワークを行う際、家族が業務上の機密情報を覗き見て、SNS上へ投稿してしまう事故など、関係者による故意の閲覧を防止できるとメリットを強調した。

顔は正面より認識する必要があり、監視範囲がカメラの画角に限られることなども踏まえると、プライバシーフィルタなどとの併用なども想定されている。

価格は1台あたり1万9800円(税別)。ラックでは今後2年間に20社、1万ライセンスの導入を目指して同製品を展開していく。

(Security NEXT - 2019/10/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

セキュリティ監視やヘルプデスクの運用サービス - SCSKサービスウェア
組織のポリシー踏まえてテレワークリスクを可視化 - 富士通SSL
暗号鍵のライフサイクル評価サービス - NRIセキュア
ドローンを妨害電波で不時着させるソリューション - カスペ
制御システムのUSB対策製品を強化、一元管理に対応 - 日立
カスペ、ハイブリッド環境を一元管理できるセキュリティ製品
PCカメラでの盗撮を物理的に防御、スライド式カバーが発売
ハードや通信を調査する「IoTセキュリティ診断サービス」 - ラック
原発など制御システム狙う攻撃の検知システム、開発に着手 - 三菱電機
DNPとNTTコム、IoT機器向けに耐タンパ性備えたセキュリティSIM