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カードゲーム「セキュ狼」がスマホアプリに - JNSAと学生が共同開発

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、情報科学専門学校とスマートデバイス向けアプリ「セキュリティ専門家 人狼」を共同で開発した。

JNSAでは、カードゲーム「セキュリティ専門家 人狼(セキュ狼)」を開発し、2017年1月より提供しているが、情報科学専門学校の学生の提案を受け、商標ライセンス契約のもと共同で開発したもの。

アプリはAndroid版で、Google Playにてダウンロードできる。プレイヤーは組織のCSIRT陣営か、内部不正を行う犯罪者陣営にわかれ、所属陣営の勝利を目指す。それぞれ所属陣営がわからないなか、CSIRT陣営は犯罪者を特定できれば勝利、一方犯罪者陣営は身を隠しきれば勝利となる。推奨プレイ人数は5~20人。

アプリの開発プロジェクトは2018年5月にスタート。JNSAでは、ゲーム開発のノウハウや、アプリ開発のディレクション、プロジェクトマネジメントの手法など、教育支援の立場からサポート。授業の一環として学生有志が開発に取り組んだという。

開発したアプリのソースコードは、ApacheライセンスのもとGitHubで公開。情報科学専門学校ではもととなるオリジナルのコードを維持し、更新を継続していくという。

(Security NEXT - 2019/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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