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「Adobe Experience Manager」に情報漏洩の脆弱性

Adobe Systemsは、「Adobe Experience Manager」における複数の脆弱性へ対応したセキュリティアップデートをリリースした。

今回のアップデートは、同製品において明らかとなった情報漏洩が生じる脆弱性3件を修正したもの。

「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2019-7954」および、「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2019-7953」の2件に関しては、重要度が3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とされている。

のこる「CVE-2019-7955」は、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性。3段階中もっとも低い「中(Moderate)」とレーティングされている。

同社は、「同6.5」「同6.4」「同6.3」向けに脆弱性に対処した「Cumulative Fix Pack」や「Service Pack」をリリース。適用優先度を、3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2019/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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