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産総研とZenmuTech、秘匿計算技術の実用化に向けプロジェクト

産業技術総合研究所(産総研)とZenmuTechは、断片化した状態で演算処理を行う秘匿計算技術の実用化に向け、協働プロジェクトを開始した。

データを分割し、異なるデバイスに分散保存する秘密分散技術は、情報処理にあたり従来はデータの復元を必要としたが、復元せずに処理が可能となる秘匿計算技術の研究を推進するもの。

両者の技術や研究成果を活用し、現状理論検証フェーズにある秘匿計算技術の実用化を目指すとしている。

(Security NEXT - 2018/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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