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リッチモンドホテルの顧客情報が流出 - FastBookingへの不正アクセス影響で

アールエヌティホテルズは、予約サイトを運営する委託先が不正アクセスを受け、リッチモンドホテルの顧客情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、委託先である仏FastBookingが管理、運用するサーバが不正アクセスを受けたもので、英語で提供する同予約サイト経由で予約した顧客情報が流出した。

6月15日に発生した不正アクセスでは、顧客の氏名や住所、国籍、メールアドレス、予約金額、予約ホテル名、チェックインとチェックアウトの日程など個人情報が流出。さらに17日の不正アクセスでクレジットカードの名義やクレジットカード番号、カード有効期限などが流出した。

28店舗では、2017年8月以前に予約した顧客の個人情報とクレジットカード情報5782件が流出。3店舗では2017年5月から2018年6月までのクレジットカード情報479件が被害に遭ったという。

(Security NEXT - 2018/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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