Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

H2Oにログ処理にバッファオーバーフローの脆弱性

ウェブサーバである「H2O」にバッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることが判明した。アップデートが提供されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、アクセスログの出力処理にヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-0608」が含まれていることが明らかになったもの。

脆弱性を悪用されると、任意のコードを実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。

同脆弱性は、ForAllSecureのMarlies Ruck氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。バグなどとともに脆弱性が修正された「同2.2.5」がリリースされている。

(Security NEXT - 2018/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性