H2Oにログ処理にバッファオーバーフローの脆弱性
ウェブサーバである「H2O」にバッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることが判明した。アップデートが提供されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、アクセスログの出力処理にヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-0608」が含まれていることが明らかになったもの。
脆弱性を悪用されると、任意のコードを実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。
同脆弱性は、ForAllSecureのMarlies Ruck氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。バグなどとともに脆弱性が修正された「同2.2.5」がリリースされている。
(Security NEXT - 2018/06/04 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正
ホスティング管理ツール「Control Web Panel」にRCE脆弱性