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無線LANルータ「WXR-1900DHP2」の旧ファームウェアに複数脆弱性

バッファローの無線LANルータ「WXR-1900DHP2」の旧ファームウェアに「OSコマンドインジェクション」など複数の脆弱性が含まれていることが明らかになった。

同製品の一部ファームウェアにおいて、リモートよりコマンドを実行されるおそれがある「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2018-0523」など複数の脆弱性が含まれていることが明らかになったもの。

同脆弱性以外にも、認証欠如の脆弱性「CVE-2018-0521」や、ログインしたユーザーがアップロードしたファイルによってバッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2018-0522」が存在するという。

影響を受けるのは、ファームウェアが「バージョン2.48」および以前のバージョンで、2016年10月19日に公開された「バージョン2.49」以降ですでに修正済みだという。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したものでJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2018/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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