「Joomla! 3.8」がリリース、脆弱性2件を解消
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla!」の新版がリリースされた。2件の脆弱性を解消している。
新版となる「Joomla! 3.8」では、「同4」の互換性レイヤーを用意するなど、300におよぶ機能強化を実施したことにくわえ、「同3.7.5」以前に存在する2件の脆弱性に対応した。
そのひとつは、LDAP認証プラグインに関する脆弱性「CVE-2017-14596」。エスケープ処理が不十分な場合に、ユーザー名やパスワードが漏洩するおそれがある。重要度は「Medium(中)」。
またSQLクエリにバグが存在し、情報漏洩につながるおそれがある脆弱性「CVE-2017-14595」が判明した。重要度は「Low(低)」にレーティングされている。
(Security NEXT - 2017/09/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
