Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「vCenter Server」や「ESXi」に脆弱性 - アップデートがリリース

「VMware vCenter Server」や「ESXi」など、VMwareの複数製品に脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。

影響を受けるのは、「VMware vCenter Server」「VMware vSphere Hypervisor(ESXi)」「VMware Workstation Pro」「VMware Workstation Player」「VMware Fusion」「VMware Tools」の一部バージョン。

クロスサイトスクリプティング(XSS)や不正サイトへのリダイレクトなどに悪用されるおそれがある「HTTPヘッダインジェクション」の脆弱性「CVE-2016-5331」が存在。またWindowsベースの製品に含まれる「VMware Tools 」にコードが実行されるおそれがある「DLLハイジャック」の脆弱性「CVE-2016-5330」が判明した。

いずれも脆弱性の深刻度は「重要」。同社では、脆弱性を修正するアップデートを公開している。

(Security NEXT - 2016/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み