OTP認証製品にクリックジャッキングの脆弱性
ファルコンシステムコンサルティングが提供するワンタイムパスワード認証製品「WisePoint」にクリックジャッキングの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同4.3.1」および以前のバージョンの管理画面にクリックジャッキングの脆弱性「CVE-2016-1177」が含まれていることが判明したもの。
管理画面にログインしているユーザーが、細工されたページの画面上のコンテンツをクリックすると、意図しない操作が行われるおそれがある。
脆弱性を修正した「同4.3.2」の提供が開始されている。同脆弱性は、NTTソフトサービスの池本裕樹氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2016/04/04 )
ツイート
PR
関連記事
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ
IT資産管理製品「MaLion」のWindows向けエージェントに深刻な脆弱性
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
