Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「貴様のアカウント」? - 「りそな銀」装う上から目線フィッシング

りそなグループに対するフィッシング攻撃が頻発している。1月末より「りそな銀行」や「埼玉りそな」銀行のフィッシングが確認されているが、再び「りそな銀行」を装うメールが確認された。

20160226_ap_001.jpg
誘導先の偽サイト。季節外れのあじさいが表示されている(画像:フィッシング対策協議会)

注意喚起を行ったフィッシング対策協議会によれば、問題のメールは「システムセキュリティのアップデート」を利用に、ウェブサイトへのアクセスを促す内容。「本人認証サービス」のボタンからりそな銀行の偽ログイン画面に誘導する。

メールの本文には「貴様のアカウントの利用中止を避けるために、検証する必要があります」など不自然な言い回しも含まれる。

りそな銀行の利用者を狙ったフィッシングメールは1月末にも確認されている。また埼玉りそな銀行を騙ったフィッシングメールについても多数の報告が寄せられ、2月22日に注意喚起が行われたばかり。

11時30分の時点でフィッシングサイトは稼働中で、同協議会では、サイトの閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼した。今後も類似の攻撃が発生する可能性があるため、引き続き警戒を呼びかけている。

りそなグループを狙い、過去に出回ったフィッシングメールでは「こんにちは!」という書き出しが特徴的で、今回のメールも、金融機関が発信するメールにそぐわない表現を用いており、注意深く確認すれば第三者が発信した悪意あるメールであることを気が付くことができるものだった。

一方、フィッシングや標的型攻撃では、流暢な日本語を用いたり、実際に発信されたメールの文面を盗用するなど、一見「不審」と感じないメールも多数出回っている。文面の内容にかかわらず、メールの添付ファイルを開いたり、URLへアクセスする場合は、細心の注意を払う必要がある。

(Security NEXT - 2016/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

12月はマルウェアメールの割合が上昇 - ボットネット「Necurs」が活発化
2017年12月のフィッシング報告数は1165件 - 「Apple」関連が6割
検索上位の詐欺サイトに注意 - 正規サイト改ざんで誘導されるケースも200件以上
「ヤマケイオンライン」への不正アクセス、一部個人情報の流出を確認
マルウェア亜種の減少傾向続く - 一方でスパムは増加
「Apple」装うフィッシング - 12月に入ってからも発生
MUFGカード利用者を狙ったフィッシング - 「IDを変更した」とだます手口
登山情報サイトに不正アクセス - 会員へのフィッシングメールから判明
企業向け認知度調査、もっとも高い「WannaCrypt」でさえ4割満たず
11月のフィッシング報告は414件増の1396件 - 「Apple」関連が7割