Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シティバンク利用者は注意、フィッシング攻撃が発生中

シティバンク銀行のオンラインバンキング利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生している。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

問題のフィッシングメールは、「アカウント制限」や「システムのアップグレード」などと説明し、偽サイトへ誘導する手口。「Citibank Japan Ltd. あなたのオンラインバンキングのお知らせ」という件名で送信されており、本文は複数のバリエーションが確認されている。いずれも機械翻訳と見られる不自然な日本語が目立つ内容だった。

誘導先となるフィッシングサイトも複数確認されており、稼働中であることから、同協議会では、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。

フィッシングサイトでアカウント情報や個人情報を誤って送信しないよう注意を喚起するとともに、類似したフィッシング攻撃を見かけた際は、情報提供してほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍