「GHOST」はおそれずに足らず、冷静な対応を - 米Trend Microが指摘
Linuxで利用するGNUのCライブラリ「glibc」に、通称「GHOST」と呼ばれる深刻な脆弱性「CVE-2015-0235」が見つかった問題で、米Trend Microは冷静な対応を呼びかけている。
今回の脆弱性について、同社のDeep Security Labsでディレクターを務めるPawan Kinger氏は、深刻であるものの、複数の要因により攻撃に利用するのは難しく、「Shellshock」や「Heartbleed」などの脆弱性と比較すると、攻撃の可能性は低いとの見方を示した。
これまで今回の脆弱性は指摘されてこなかったものの、2013年に公開された「glibc-2.18」で修正されており、最新版を利用している場合は影響を受けないと説明。脆弱性を悪用するマルウェアも登場していないという。
また攻撃者が利用できるエクスプロイトコードの長さに制限があることや、影響が受ける関数がIPv6アドレスに対応しておらず、関数そのものが古く、異なる関数へ置き換えられているとして影響が限定的であると指摘。放置できない問題であるものの、ディストリビューターから提供されるパッチを適用するなど、冷静に対応するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/01/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を解消
米当局、ファイル転送製品「FileZen」の脆弱性悪用に注意喚起
「Firefox 148」で50件超の脆弱性を修正 - AI制御機能の追加も
「SonicOS」に複数のDoS脆弱性が判明 - 修正版を公開
「VMware Aria Operations」に複数脆弱性 - アップデートで修正
機械学習プラットフォーム「MLflow」に認証バイパスの脆弱性
「Chrome」のセキュリティアップデート - 脆弱性3件を解消
ウェブメール「Roundcube」の脆弱性2件が攻撃の標的に
米当局、脆弱性悪用リストに4件追加 - ランサム対策製品の脆弱性も
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 1月の更新でいずれも修正済み
