深刻な脆弱性を修正した「WordPress 4.0.1」が公開 - 旧版利用者も注意を
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」のセキュリティアップデート「同4.0.1」が公開された。旧版も含め、深刻な脆弱性が修正されている。
同アップデートは、複数脆弱性に対応したもの。3件のクロスサイトスクリプティングをはじめ、クロスサイトリクエストフォージェリ、サービス拒否などあわせて8件の脆弱性を解消。さらに23件のバグを解消したほかセキュリティの強化などを実施しており、早急なアップデートを強く推奨している。
また旧版となる「同3.9.2」「同3.8.4」「同3.7.4」の利用者に対しては「同3.9.3」「同3.8.5」「同3.7.5」を提供する。
「WordPress 3.9.2」および以前のバージョンについては、深刻なクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在しており、リモートより不正アクセスを受ける可能性があるという。
(Security NEXT - 2014/11/26 )
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