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エンタープライズ向けCMS「Alfresco Enterprise」に脆弱性

コンテンツマネジメントシステムである「Alfresco Enterprise」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

「Alfresco Enterprise 4.1.6」やそれ以前のバージョンに、「CVE-2014-2939」をはじめ、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかったもの。

「XHTMLファイル」のアップロード処理に問題があり、JavaScriptコードの検証が実施されないもので、利用者のブラウザ上において任意のスクリプトを実行されるおそれがある。

脆弱性を修正した「同4.1.8」およびホットフィクスが公開されており、セキュリティ機関では、最新版へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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