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フィッシング詐欺サイトの割合が増加 - BBSSレポート

BBソフトサービスは、3月に同社のセキュリティ対策ソフト「Internet SagiWall」で検知した不正サイトの状況を取りまとめた。

同社によれば、3月の不正サイト総検知数は70万7309件で、2月の71万6045件から1.2%減少した。

不正サイトを種類別に見ると、「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」が全体の91%と依然として圧倒的多数を占めているが、前月と比較すると7.8ポイント後退した。

一方、「フィッシング詐欺サイト」の検知数は増加しており、全体に占める割合も前月の0.8%から6.8%に上昇している。また「脆弱性悪用サイト」が1%、「マルウェア感染サイト」と「偽セキュリティ対策ソフト配布サイト」が0.6%と、全体に占める割合は低いものの、いずれも前月より割合が増加した。

(Security NEXT - 2014/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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