Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Androidアプリ「Yahoo!ブラウザー」にURLを偽装できる脆弱性 - アップデートで解消

ヤフーが提供するAndroidアプリ「Yahoo!ブラウザー」に、アドレスバーに表示されるURLを偽装できる脆弱性が存在することがわかった。

脆弱性情報サイト「JVN」によれば、「同v1.4.2」および以前のバージョンに脆弱性「CVE-2013-2307」が存在するという。ヤフーでは、脆弱性を修正した最新版「同v1.4.3」の提供を開始した。

攻撃者が脆弱性を悪用することにより、閲覧しているページと異なるURLをアドレスバーに表示することが可能で、フィッシング攻撃に悪用されるおそれもある。

今回の脆弱性は、Keita Haga氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2013/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto