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改正著作権法の認知率は6割超 - 「今後も違法ダウンロードする」8.7%

著作権を侵害していると知りながら音楽や映像をダウンロードすることについて違法とした改正著作権法の認知率が、はじめて6割を越えた。

オリコンが、著作権法改正に関する認知率や違法ダウンロードの意識について、「オリコン・モニターリサーチ」の会員を対象にアンケート調査を実施したもの。調査は1月31日から2月11日にかけて実施し、中学生から40代までの男女973人から回答を得た。

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改正著作権法の認知率(グラフ:オリコン)

調査結果によると、2010年1月に施行された改正著作権法の認知率は67.2%で、はじめて6割を超えた。世代別では40代が73.5%ともっとも割合が高く、30代が58%でもっとも認知が進んでいなかった。

さらなる法改正により、2012年10月より違法ダウンロードが刑事罰の対象となったことについて、半数弱となる48.5%が認知。刑事罰化について約40%が肯定的な意見を持っており、「厳しい」「罰が重い」など否定的な意見は約10%にとどまった。

コピー防止機能を解除し、データを取り込む行為が違法となることについて、認知しているユーザーは35.4%。違法ダウンロードに比べて認知が進んでいなかった。

過去1年間に違法ダウンロードを行った経験があるか尋ねたところ、「経験あり」との回答は10.7%で、前回から6.7ポイント減と大きく縮小した。世代別に見ると中高校生が、22%と多い。

また74%が違法ダウンロードを行う意志がないと回答する一方、8.7%が今後も違法ダウンロードを行う意志があると回答。17.4%は「まだわからない」と結論を保留している。

(Security NEXT - 2013/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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