Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、最新OS「iOS 6」で脆弱性197件を修正 - iPhone 5にも搭載

Appleは、米国時間9月19日より同社スマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」向けに最新OSとなる「iOS 6」の提供を開始している。新機能の追加だけでなく、多数修正が行われた。

今回のアップデートでは、「WebKit」に関する脆弱性142件や、「CoreGraphics」において「FreeType」の処理に存在する脆弱性19件をはじめ、カーネル、画像処理、Safari、メール機能、メッセージ、パスコードロックなど多岐にわたり脆弱性を解消している。

修正した脆弱性の件数は、あわせて197件にのぼっており、不正なコード実行へつながる脆弱性も多数含まれる。

(Security NEXT - 2012/09/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性