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2011年はウェブ経由の脅威によりIT担当者の負担が増加 - メッセージラボ予測

メッセージラボジャパンは、2011年におけるインターネットセキュリティの傾向予測について取りまとめた。

スパムの記述言語は、現状英語が約9割を占めているが、同社は2011年に日本語など英語以外のスパムが増加し、多言語化が進むと予測。

英語の割合は、95%から90%未満に低下する一方、特にスペイン語とポルトガル語の割合が上昇すると分析。また日本をはじめ、各国で10から20%を母国語によるスパムが占めるとの見通しを示している。

スパムの発信元は、旧東欧諸国からのスパム増加により欧州の割合が上昇し、全体の40から45%になると予測。東アフリカ諸国からのスパム増加も懸念事項のひとつに挙げている。

(Security NEXT - 2010/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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