Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

外部調査で会員情報173万人分の流出が判明 - サミーネットワークス

サミーネットワークスは、同社が運営するオンラインゲームサイト「777タウン.net」が不正アクセスを受けた問題で、約173万人分の会員情報が流出したことを明らかにした。

同社では11月9日、サーバの異常値を発見。サーバの管理運営を委託していたエルテックスから、翌10日に不正アクセスを受けた可能性があるとの報告を受けてサービスを停止し、外部専門家による調査を進めていた。

今回の調査により、攻撃が開始された時期を10月23日と特定。さらに11月4日から11月10日にかけて、外部から数回にわたりサーバへ不正アクセスが行われ、同サイトのログインIDやパスワード、メールアドレスなど173万5841人分の会員情報が流出していたことが判明したという。

クレジットカード情報などについては、決済事業者などが保有しており、サーバ上に含まれていなかった。またテスト用として入力された一部データの流出が判明しているが、氏名や郵便番号など断片的な情報で他情報とひも付けできず、個人は特定できないとしている。

(Security NEXT - 2010/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

安全性確認したとして「777タウン.net」が19日より再開 - 補償内容も発表
オンラインゲームサイトに不正アクセス、一部顧客情報が流出か - サミーネットワークス