認証企業の個人情報漏洩で継続可否を検討 - TRUSTeマーク
国内で個人情報保護の第三者認証プログラム「TRUSTeマーク」を提供している日本プライバシー認証機構は、同マーク取得企業において大規模な個人漏洩が発生した問題を受け、同社に対する認証の継続可否について検討すると発表した。
ルーク19が運営する「サンプル百貨店」において、顧客情報約46万件が元派遣社員により持ち出され、名簿業者に売却されたもので、同社がTRUSTeマーク認証を受けていたことから、今後の対応について検討していることを明らかにしたもの。
同機構によれば、同社は2005年にTRUSTeマークを取得。取得時や毎年更新する際に認定する審査機関によって個人情報保護の体制についての審査を受けてきたという。
同機構では、今回の事故について消費者に与える影響が大きいと指摘。事故の事実関係や対応状況、個人情報のアクセス管理、従業者の教育といった運営状況、今後の方針など、現地調査などを実施した上で認証継続の可否を検討していく方針で、決定後は、同機構のサイト上で公表する予定。
(Security NEXT - 2010/11/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も