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Kasperskyが「AdSense」をトロイの木馬と誤検知

Kaspersky Labs Japanは、同社製品においてウェブサイト閲覧時に問題ないにもかかわらず、トロイの木馬を誤検知する現象が発生しているとアナウンスした。

同社セキュリティ対策製品を利用している際に、ニュースサイトなどを閲覧した場合に「Trojan.JS.Redirector.ar」を検知するもの。同社によれば、Googleの「AdSense」向けスクリプトを誤検知しているのが原因だという。

同社では、1月25日深夜より定義ファイルを順次提供することで問題を解消する方針。検知結果が誤検知によるものではなく、実際にマルウェアへ感染している可能性もあるため、正しい定義データベースを配信するまで、検知したファイルやウェブサイトへアクセスしないよう同社は呼びかけている。

Kaspersky Labs Japan
http://www.kaspersky.co.jp/

(Security NEXT - 2010/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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