Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

重要度「最高」3件を含む5件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.7」

Mozillaは、重要度「最高」3件を含む5件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.7」を公開した。

今回の修正では、ブラウザエンジンの脆弱性によりメモリ破壊が発生し、任意のコードが実行される脆弱性「MFSA 2009-07」を解消。また同様に遠隔でコードが実行されるおそれがある「PNGライブラリ」の不具合「MFSA 2009-10」を対処した。

またXUL DOM要素の不適切なメモリ管理により、破棄されたオブジェクトへアクセスすることでブラウザがクラッシュする問題「MFSA 2009-08」が解決されている。そのほか、クロスドメインリダイレクトによるXMLデータの不正な読み取りや、不可視制御文字を用いたURL偽装といった問題へ対応した。

Mozilla Japan
http://mozilla.jp/

(Security NEXT - 2009/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中