Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

都サイトの改ざん、詳細が判明 - 3種類のマルウェアに感染のおそれ

東京都は、運営するウェブサイト「東京都障害者サービス情報」が不正アクセスを受けた問題で、感染のおそれがあるウイルスなど詳細を明らかにした。

都が外部業者へ委託し、運営している同サイトが、12月17日夕方から12月18日午前中にかけて不正アクセスを受けて改ざんされたもの。都では19日に被害を公表し、被害の詳細について調査を進めていた。

都によれば、今回改ざんされたページへアクセスした場合、不正サイトへ誘導され、「TSPY_ONLING.HI」「TROJ_AGENT.AGTU」「WORM_DOWNAD.A」など3種類のマルウェアへ感染するおそれがあったという。

都では、心当たりがあるユーザーに対し、ウイルス感染の確認や駆除を実施するよう注意を呼びかけている。同サイトの提供は現在も中止しており、都では安全確認ができ次第、再開したいとしている。

(Security NEXT - 2008/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出
岡山県が運営する複数サイトで改ざん - 一時復旧するも再び被害
予約サイトで個人情報流出の可能性 - 医学製薬関係者向け旅行会社
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
サイトが改ざん被害、オンラインカジノへ誘導 - 東京外大