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堺市、個人情報の紛失事故2件を公表 - 農業従事者573名分など

堺市では、2006年末に農業従事者573名分の個人情報を含むメモリカードや水道料金未納者情報を記載したカードの紛失が発生した。

同市によれば、2006年12月28日夜、産業振興局の職員が帰宅途中に南海高野線車内で鞄を紛失。鞄のなかには農業従事者573名分の氏名、住所、電話番号、生年月日などを含むメモリカードが入っていた。同市では該当する関係者に対し翌日29日に電話にて報告し、さらに文書で謝罪を行っている。

また同じく28日の午後7時ごろ、水道料金の徴収業務を委託している大阪ガス・カスタマーリレーションズの社員が、水道料金未納者宅を訪問中にバイクを盗まれた。バイクのヘルメット入れには、未納者の氏名、住所、電話番号、訪問経過などが記載された訪問経過記録カード37軒分が収納されていた。

盗まれた当時、バイクにはかぎがさしたままだったという。同社では関係者を直接訪問して謝罪した。

(Security NEXT - 2007/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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