Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、10月のトップ10ウイルスを発表 - Mytobの亜種が急増

ソフォスは、2005年10月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。

同発表によれば、10月に検知した新規ウイルスは1689件で、これは同社が統計を開始して以来最も高い数値だという。また、全メールのうち1.66%がウイルスメールで、先月までの減少傾向から一転して増加した。

トップは「Netsky-P」で、これで20カ月連続でチャートに入っている。また、「Mytob-GH」や「Mytob-EX」などMytobの新規亜種がランクの上位を占め、全報告数でも3分の2が同ワームの亜種で占められている。今後もこの増加傾向はますます強まるとして、十分なウイルス対策と最新のセキュリティパッチ適用を実行するよう求めている。

同社が発表したトップ10は以下の通り。

W32/Netsky-P
W32/Mytob-GH
W32/Mytob-EX
W32/Mytob-AS
W32/Mytob-BE
W32/Zafi-D
W32/Netsky-D
W32/Mytob-C
W32/Zafi-B
W32/Mytob-ER

(Security NEXT - 2005/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市