Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows Updateサイトを装って、ウイルスをばらまく偽サイトに注意

ソフォスは、マイクロソフトのWindows Updateサイトを装った偽サイトに誘導しようとするメールが報告されたとして、注意を呼びかけている。

同社によれば、セキュリティパッチを掲載するマイクロソフトの公式サイトを装った偽のサイトに、ユーザーを誘導しようとするメールが流通しているという。ユーザーが、メールに記載されているリンクをたどりアップデートをダウンロードすると、トロイの木馬「Troj/DSNX-05」に感染し、攻撃者にPCをリモートコントロールされてしまう。

同社では、Windowsの脆弱性を悪用したウイルスやワーム、ハッカーに対抗するために、最新のセキュリティパッチを適用するよう求めている。また、マイクロソフトはこのような方法でセキュリティ警告をリリースすることはないとして、不審なメールに記載されたリンクをクリックしないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2005/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞