NTTドコモ、プリペイド式携帯電話の新規申込み受付を終了
NTTドコモは、2005年3月31日をもってプリペイド式携帯電話サービス「ぷりコール」の新規申込み受付を終了すると発表した。今後は、利用状況を踏まえたうえで、サービスの終了も含めた検討を行うとしている。
同社では、社会問題化していたプリペイド式携帯電話の匿名性を排除するため、2000年7月より「ぷりコール」購入時の本人確認を実施し、2003年9月からは、本人確認の強化策を実施してきた。
さらに2004年12月より、「ぷりコール」のすべての契約者に契約者名義の登録を義務づけ、名義を確認できない場合には回線の利用停止を行えるよう提供条件を変更した。
そして今回、契約者数が2001年3月をピークに減少していること、およびプリペイド式携帯電話の匿名性を悪用した「振り込め詐欺」など犯罪目的の利用が社会問題化している現状を踏まえ、新規申込みの受付終了を決定したという。なお、4月からは利用目的に応じた代替サービスを用意するとしている。
(Security NEXT - 2005/02/22 )
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