架空請求には冷静な対応を - 警察庁が注意喚起
警察庁は、「架空請求」および「不当請求」に関する相談が多数寄せられているとして、注意を喚起するとともに、対処法などをホームページに掲載した。
架空請求とは、利用していないにもかかわらず、何らかの有料ホームページを利用したかのような文言のメールを送りつけて金銭を振り込ませようとするもの。対して不当請求とは、利用料金などについて明確な説明をせずにクリックを促して「契約完了」とし、登録料金や利用料金を請求するもの。
このような請求に対して同庁では、送信元へ問い合わせしないよう求めている。相手側にこちらの電話番号、メールアドレス、住所、氏名などの情報を与えてしまうと、それを悪用して恐喝されたり、繰り返し同様の請求を受けたりする場合があるという。
また、請求されても慌ててすぐ支払わず、内容をよく確認して冷静に判断し、メールやホームページのアドレスといった証拠を保存するよう求めている。さらに自分で判断できない場合、または金銭を支払ってしまった場合には、各種相談窓口を利用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2005/02/02 )
ツイート
PR
関連記事
PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県