総務省がソフトバンクを行政指導 - 通話情報漏洩で
総務省は23日、IP電話の通話情報が漏洩していたソフトバンクBBに対し、文書にて行政指導を実施した。ソフトバンクBBの調査報告を受け、行政指導を行ったもの。
ソフトバンクBBの報告によれば、顧客管理データベースに一時的に保管していた約9万人分の通信記録の中から65件(14人分)の通信記録が流出したという。同社は、漏洩の発生原因として「通信記録の管理が不適切」で「インターネット経由でアクセスできる環境に保存されていたこと」を挙げている。また、パスワードなど安全管理措置が不十分だった点にも言及している。
総務省は報告に対し情報管理不備を認め、文書にて注意した。また、5月末に実施した行政指導と合わせ、報告書の提出を求めている。
(Security NEXT - 2004/07/23 )
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