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NEC、IoTデバイス通信をエッジで制御 - 非IP通信にも対応

NECは、IoTやデバイスにおいて、不正な通信の可視化と遮断を行う「IoT Device Security Manager」を提供開始した。

同製品は、工場や店舗などの設備稼働管理、監視カメラ、コネクテッドカー、医療やヘルスケアなどIoTシステムを構成するデバイスにおける接続や通信の状況を可視化し、不正な通信を遮断するソリューション。IP通信だけでなく、USB、Bluetooth Low Energyなど非IP通信の接続デバイスも制御できる。

専用エージェントをエッジに組み込み、許可する接続デバイスをホワイトリストに登録。ホワイトリストは、管理GUIで動作モードを設定するだけで自動的に作成でき、クラウドやオンプレミスの管理システムに繋がっていない状態でも制御できる。

価格は、年額18万3600円から。同社では、3年間で5億円の売上を目指し、事業を展開していく。

(Security NEXT - 2018/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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