アーカイバ「Lhaplus」に脆弱性、意図しないファイルが生成されるおそれ
アーカイバ「Lhaplus」において、ファイルを展開する際、意図しないファイルが生成される脆弱性が含まれていることが明らかになった。
開発者や脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「ZIP64形式」のファイル展開処理において検証不備の脆弱性「CVE-2017-2158」が存在するという。
細工された圧縮ファイルを処理する際、本来のファイル内容とは異なるデータで解凍処理が行われ、意図しないファイルが作成されるおそれがある。
同脆弱性は、ラックの安藤弘治氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。開発者は脆弱性を修正した「同1.74」を公開しており、アップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/01/11 )
ツイート
PR
関連記事
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
