Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

十条電子とチアルが業務提携 - 持出データ制御できる暗号化USBメモリを発売

十条電子とチアル・アンド・アソシエイツは、USBメモリのセキュリティ分野で業務提携し、持ち出したデータのアクセス制御を実現する「Solid Secure Filer」を提供開始する。

同製品は、USBメモリ「SolidKey」により、ファイルのアクセス権限や持ち出しを制御するセキュリティソリューション。「SolidKey」をファイルサーバの認証キーとして利用することで、サーバ上の共有ファイルに対し、ユーザーごとにコピーや閲覧、保存、印刷、持ち出し、メール添付など、アクセス権限を設定できる。

また「SolidKey」は暗号化機能を備えており、同USBメモリに対してのみ、ファイルの持ち出しを許可することが可能。同USBメモリ上のファイルについても、独自にアクセス権限を設定できるため、持ち出した際も私用PCや外部メディアへの不正コピーを防止することができる。

(Security NEXT - 2008/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開