iOS向けVoIPアプリ「ShoreTel Mobility Client」に脆弱性
iOS向けのVoIPクライアントアプリ「ShoreTel Mobility Client」に中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることが判明した。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
同アプリの「同9.1.2.101」および以前のバージョンにおいて、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-6562」が含まれていることが判明したもの。マンインザミドル(MITM)攻撃により通信内容を盗聴されたり、改ざんされるおそれがある。
同脆弱性は発見者が2015年7月に報告したが、開発元のShoreTelでは、「同9.1.2.101」を1月3日にリリースしているが、同バージョンは脆弱な状態だったという。1月5日にもセキュリティ機能を向上させたとする「同9.1.3.109」がリリースされているが、同脆弱性が解消されているかはわかっていない。
(Security NEXT - 2017/01/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性