Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大分でゆうパック配達証約3万件の誤廃棄が判明 - 日本郵政公社

日本郵政公社は、個人情報が記載されたゆうパックの配達証約3万7200件を誤廃棄したと発表した。

誤配意した配達証は、大分中央郵便局が倉庫で保管していたもので、9月13日に事故が判明。2006年11月と2007年3月に配達したゆうパックの配達証だったという。配達証は、受け取り時に押印などをもらうための書類で、差出人や受取人の氏名や住所などが記載されている。

同社は、書類の廃棄については委託業者が局内で職員が立ち会いのもと削除しているとし、外部への漏洩はないと説明している。同社では、長崎中央郵便局においても書留の配達証を誤廃棄する事故が発生し、配達証明ができなくなるなど問題が発覚したばかりだった。

(Security NEXT - 2007/09/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開