「BIG-IP」に定例外アドバイザリ - 複数脆弱性を修正
F5が提供する「BIG-IP」や「BIG-IQ」に複数の脆弱性が明らかとなった。一部脆弱性は重要度を「高(High)」と評価し、修正版を提供している。
同社は現地時間2026年9月2日に定例外でセキュリティアドバイザリを公開。2件の脆弱性「CVE-2026-66842」「CVE-2026-63020」を明らかにした。いずれも管理機能などのコントロールプレーンにおける脆弱性としている。
「CVE-2026-66842」は、管理インタフェースにネットワークアクセスできる場合、権限の昇格が可能となるサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性。「BIG-IP」の「Configuration utility」に対する非公開のリクエストを通じ、任意のロールを持つ認証済みユーザーが管理者アカウントを作成できる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「8.7」、「CVSSv3.1」では「8.8」と評価されている。重要度は「高(High)」。
一方「CVE-2026-63020」は、「BIG-IP」の「Configuration utility」においてエラーメッセージを偽装できる脆弱性。攻撃者が認証済み利用者を悪意あるリンクへ誘導し、ブラウザセッション上に偽装したエラーメッセージを表示させることができる。「CVSSv4.0」では「2.3」、「CVSSv3.1」では「3.1」とし、重要度は「低(Low)」。
同社は「BIG-IP 21.1.0.1」「同21.0.0.3」「同17.5.1.8」「同17.1.3.4」や「BIG-IQ 8.4.2.1」で「CVE-2026-66842」を修正。「CVE-2026-63020」についても「BIG-IP 21.1.0.1」「同17.5.1.8」「同17.1.3.4」で対処した。
(Security NEXT - 2026/09/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Sophos UTM」に深刻なRCE脆弱性 - EOLで手動パッチ必要
Ciscoの「ASA」「FTD」にDoS脆弱性 - すでに悪用も
ブラウザ最新版「Firefox 159」が公開 - 脆弱性167件を修正
「Adobe Campaign Classic」など4製品に脆弱性 - 「クリティカル」脆弱性も
Kubernetes向けツール「consul-k8s」に脆弱性 - 修正版が公開
「macOS」にセキュリティ更新 - 300件弱の脆弱性に対応
49システムで情報流出、横展開など確認 - ユミルリンク
「Chrome」で脆弱性52件を修正 - 4件が「クリティカル」
「Brotli」や「Adobe Commerce」「Magento」の脆弱性悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「PHP2Shell」「HTTP2Shell」のいずれも影響 - 「PAN-OS」の修正版が順次公開
