「N-central」に脆弱性、ホットフィクス公開 - 悪用確認、侵害調査を
サーバやネットワーク機器などの遠隔監視に利用されるN-ableのIT運用管理プラットフォーム「N-central」に深刻な脆弱性が明らかとなった。修正版を提供しており、アップデートを呼びかけている。
同社は現地時間2026年9月5日にセキュリティアドバイザリを公開。「N-central」のサーバ上で認証を必要とすることなく任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2026-86218」について明らかにした。
同社のセキュリティ情報開示プログラムを通じて報告されたという。共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは、最高値となる「10.0」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。
同社は「N-central 2026.3 Hotfix 4(2026.3.1.14)」で脆弱性を修正した。同社は同日「CVE-2026-86206」「CVE-2026-86207」へ対応した「N-central 2026.3 Hotfix 3」を公開したばかりだったが、「Hotfix 4」に置き換えられた。
「CVE-2026-86218」への対策として、エージェントのアップグレードは必須としていないが、最新版への更新を推奨している。
アドバイザリの公開時点で悪用は確認されていなかったが、同社は翌6日に情報を更新。「CVE-2026-86218」が実際に悪用されていることを報告した。
同社はアップデートを呼びかけるとともに、特定のIPアドレスからのスキャン行為や、心当たりのないアカウントの作成が最近行われていないかなど、侵害の兆候がないか確認するよう利用者に求めている。
(Security NEXT - 2026/09/08 )
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