ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
「sandbox」属性をもつ「iframe」が許可なくダウンロードを開始できる「CVE-2025-8042」や、アドレスバーに表示されるURLの切り詰め処理が不適切な「CVE-2025-8041」など、Android版が影響を受ける脆弱性にも対応している。
くわえて「低(Low)」とされる3件の脆弱性を修正した。開発チームでは、延長サポート版「Firefox ESR 140.1」「同128.13」「同115.26」をあわせて公開しており、利用者に注意を呼びかけている。
またこれらとは別にiOS向けに「Firefox for iOS 141」を公開。「中(Moderate)」とされる脆弱性「CVE-2025-54143」「CVE-2025-54144」「CVE-2025-54145」に対応した。いずれも他プラットフォーム向けにリリースした「Firefox 141」の修正には含まれていない。
「Firefox 141」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2025-8027
CVE-2025-8028
CVE-2025-8029
CVE-2025-8030
CVE-2025-8031
CVE-2025-8032
CVE-2025-8033
CVE-2025-8034
CVE-2025-8035
CVE-2025-8036
CVE-2025-8037
CVE-2025-8038
CVE-2025-8039
CVE-2025-8040
CVE-2025-8041
CVE-2025-8042
CVE-2025-8043
CVE-2025-8044
(Security NEXT - 2025/07/25 )
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